今が旬の
“苺”
先日、朝のニュースで街頭アンケートをしていたのを見て、驚いた。
苺スプーンが姿をなくしつつあると・・・。
苺といえば、私の子どもの頃は“
すっぱい果物”であった。
だから、苺を食べるときは、深めのお皿に洗ってヘタを取った苺を数粒用意し、苺スプーンでぐちゃぐちゃにつぶして、牛乳と砂糖をかけまわして食べたんであーる!
個人的に牛乳がきらいだった私は、その「
いちごみるく」を、ものすごくおいしそうに食べる姉を見て、心底うらやましく思った。
仕方ないから、私は苺に白糖をまぶして食べた・・・。
そんな思い出があるのだけれど、ここ最近は苺本来がとても甘くなったので、その必要がないのだそうだ。
さて、苺スプーンを使って苺を食べるようになった世代というのは60代、70代なのだそう。
だからして、その世代の母親に育てられた私たちは、至極当然に苺はつぶすもの、としていたし、大学入学を機に東京暮らしをし始めた私たち姉妹のキッチンには、苺スプーンは必然的に存在していた。
「いちごをつぶすなんて、もったいなーい!なにそれー?」と答えていた、若い子どもらよ。
とちおとめが開発される前の苺というのは、すっぱかったのだよ・・・。
今日はそんなことを考えつつ、娘に食後、「いちごみるく」を出してみたところ、かなり気に入ったらしい。
いやいや、苺スプーンで自分でつぶしながら食べなければ、その美味しさは半減してしまうのさ・・・と思う私なのでした。
いちご狩りにはやっぱりコンデンスミルクだよね~^^