そうそう、ここはお米屋のブログ。
というわけで、お米に関することも書いていきます。
寒い冬、冷たい水でお米を研いで入ると手の感覚がなくなってしまいそう!
でもおいしいごはんを食べるため・・・今日もシャカシャカ「おいしくなれ~」と
念じながら・・・。
第1回目は「
お米を研ぐ(洗う)」編
一番初めの「洗い」では、お米についている糠やごみ・ほこりを取り除きます。
お米は最初のお水をすぐに吸い込もうとするので、お米の入ったボールに水を入れてすばやくかき混ぜて、すぐにすすぎます。(スピーディーに!)
ゆっくりかき混ぜていると、その汚れた水をお米が吸い込んでしまうので要注意。
最初の水が肝心・・・これはお忘れのないよう。
お米を洗うことを「研ぐ」と言いますが、最近のお米は精米技術が進歩し、昔ほど糠がついていないので、手のひらで押し付けるように強く洗う必要はないと思います。
シャカシャカと軽く洗う気持ちで・・・お米にもよりますが洗ってすすぐ、を3,4回繰り返す程度でいいでしょう。やりすぎると旨味がなくなってしまうので、少し白い水が出るくらいで大丈夫。(古米は強く研ぐと割れてしまうので注意してください。)
その後、お米を浸水させます。
夏場では30分(~1時間)、冬場は最低1時間(~2時間)が目安です。
急いでいて、充分に浸水させないで炊いたお米は芯が残ります。
どうしても時間がなくて短時間で炊きたい場合は、ぬるま湯で15分程度浸水させて、電子炊飯器で炊く方法もあります。(これは本当に急いでいるとき!)
お米を浸水させる前に、水を切るためにザルに揚げて長い時間置くのはおすすめしません。お米が乾燥してひびが入り、炊いたときに割れてしまいます。
その結果、粘りが出てごはんがまずくなる原因となります。
それから・・・
できるだけ精米したてのお米を少量ずつ購入して早めに食べきるのが理想的。
また、人それぞれ好みが違いますし、、自分の料理、味付けに合ったお米を選ぶのもポイント。はじめは少量買ってみて、気に入った銘柄のお米を見つけるのも楽しいと思います。
お米屋さんでいろいろ聞くのもよし、最近ではスーパーでも精米機を置いてあるところがありますので、そういったところでいつもと違うお米を試してみるのをおすすめします。